代表者名
代表取締役社長 森下誠司
所在地
〒 961-8061
福島県西白河郡西郷村大字小田倉字狼山3-1
電話番号
0248-27-2211
会社ホームページ
事業分野
医療関連製品
取組実績及び
取得規格・業許可等
第1種医療機器製造販売業許可, 医療機器貸与業許可, 医療機器修理業許可, 医療機器製造業登録, 医療機器完成品の製造実績あり, 医療機器への部材供給実績あり, QMS調査対応実績あり, ISO13485取得, ISO14001取得
白河オリンパスは、オリンパスグループが目指す、私たちの存在意義「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に向けて、製造・修理ともに現場力の強化を推し進め、技術・技能をより高めることでお客様に安全・安心を提供できるように努力を積み重ねております。これには勤勉で、諦めずに最後までやり遂げる強い責任感を持ち、自ら成長していきたいという気概を持った福島県の人々の人柄や性格が「ものづくり」の支えになっております。医療用内視鏡のリーディングカンパニーとして「早期診断」と、患者さんの負担の少ない「低侵襲治療」の二つの価値を提供し、人々の心と体を思いやる医療環境の実現に向けて貢献し続けてまいります。
外科手術用内視鏡システム 「VISERA ELITE III (ビセラエリートスリー)」は、がんなどの病変部摘出を目的に、腹部や胸部などに開けた数カ所の穴から外科手術用内視鏡と専用器具を挿入して行う手術(内視鏡外科手術)に使用します。従来機種である「VISERA ELITE II」と「VISERA 4K UHD」の機能を1つのプラットフォームで対応でき、医療現場のニーズに合わせて機能を選択拡充できるシステムです。これにより、医療現場の効率化と内視鏡外科手術の質の向上に貢献します。
従来機種である「VISERA ELITE II」は3D、IR、NBI※2観察、「VISERA 4K UHD」は4K、NBI観察の機能を有していますが、本製品は、これらの機能を1つのプラットフォームで対応可能にしました。従来2台のシステムを使用し行っていた手術を1台のシステムで完遂できることで、院内のオペレーションがシンプルとなり、手技の効率化と医療従事者の負担低減に貢献します。
※2
狭帯域光観察(Narrow Band Imaging=NBI)。粘膜表面の微細な血管やその模様を観察しやすくするために、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい2つの狭帯域の光を照射することで、組織が強調表示される観察方法。
外科内視鏡は、多岐にわたる診療科で用いられ、各診療科によって必要な機能はさまざまです。本製品は、一般外科、泌尿器科、婦人科、耳鼻咽喉科など、幅広い診療科で機器を共有できます。またオプション機能追加に対応する拡張性を備えているため、ユーザーは、ソフトウェアアップグレードにより必要な機能をプラットフォームに搭載でき、機器の導入費用の最適化に寄与します。さらに本製品は、従来の硬性鏡や軟性鏡、カメラヘッドとの互換性も確保しています。
従来の4K内視鏡では、被写界深度の低下によるフォーカス調整回数の増加が課題となっていました。本製品はフォーカス調整の煩わしさを低減させるため、より広い領域にピントが合うEDOF(Extended Depth of Field:被写界深度の拡大)機能と、ソニー独自のコア技術であるスコープの動きに合わせてフォーカスを自動調整するC-AF(Continuous Auto Focus)を、外科手術用内視鏡に搭載しました。これらの機能により、フォーカス調整の回数を低減させ、近景から遠景までより鮮明な画像取得が可能です。