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モーションキャプチャーシステムや慣性センサなどの身体運動の計測装置、床反力計、筋電計を主に使用して、運動中の関節運動、筋活動、関節モーメントなどの身体運動学・力学量の計測・解析についての研究を進めています。

関節主角度、関節モーメント、筋力などの運動学・動力学計算が可能であり、さらに、膝関節の３次元挙動（内外旋、内外反、並進など）、膝関節接触メカニクス（接触圧力、接触面積、軟組織応力など）、靭帯力などの関節・軟組織レベルのバイオメカニクス解析も可能である筋骨格モデルを開発しています。

当研究グループでは、遠心力場下における細胞の挙動をリアルタイムに観察可能な「遠心マイクロスコープ」を開発しています。本技術により、これまで困難であった細胞の接着力測定が可能となります。

さらに、細胞ごとの接着性の違いから非侵襲的に細胞を分取でき、細胞へのダメージを最小化した分離・回収を実現しました。特に再生医療の分野において、細胞の機能性や生存率を損なわずに利用できる「ダメージレス細胞分取技術」としての応用を目指して研究しています。